チペワのブーツの新刻印モデルが続々登場＆旧モデルの安値傾向？

もうかれこれ1ヶ月近く前になってしまいますが、2013年11月半ば頃からちらほら、ネットの並行輸入店にチペワのブーツの新刻印バージョンが登場し始めており、各モデルの全貌が明らかになってまいりました。

photo credit: deejayqueue via photopin cc

オンラインショップの新モデル入荷状況

オンラインショップで新モデルを見るなら、スニークオンラインショップが充実。FOOTTIMEもけっこう取り扱いを増やしてます。

• スニークオンラインショップ（Yahoo!ショッピング）のチペワ在庫一覧
• スニークオンラインショップ（楽天市場）のチペワ在庫一覧
• FOOTTIME（Yahoo!ショッピング）のチペワ在庫一覧
• FOOTTIME（楽天市場）のチペワ在庫一覧

新たに並行輸入を取り扱い開始した店舗もあります。ここは安めの値付けなのでちょっと気になります。店舗レビューも悪くないです。

• スニーカー9（楽天市場）のチペワ在庫一覧

#1901M31、#1901M32、#1901M34のみですが、20,999円は相場から見ても魅力的な価格設定です。今後に期待。

モデルによりますが、新モデルのネットでの底値ラインは2万円越えくらいから2万5千円の幅あたりが、感覚でしょうか。

実店舗の新モデル入荷状況

東京上野の「FacetoFace」で新刻印モデルの実物見れます。〈過去記事参照〉：「上野チペワ散歩（2013年12月中旬編）」

あとは前にも書きましたが、ABCマートの店舗によりけり新モデルがあるとの話も。管理人は未確認ですが、MTRさんから店頭での新モデルの確認情報をコメントでいただいてます。

新モデルの仕様変更点

私が把握している変更点をざっと上げてみます。

ブーツの刻印変更

全モデルに通じます。刻印からインディアンが消え、無機質なフォント使用による「CHIPPEWA」の文字中心の刻印に変更。

この新刻印、上野のFacetoFaceの店員さんいわく「ユーザーの反応は半々」とのこと。新刻印、旧刻印、きれいに支持が分かれるようです。

私も含め、古くからのユーザーだとインディアンにしがみつきがちかと。個人的には新刻印、なんかイヤです。

「ぶっちゃけ刻印なんてどうでもいい」という人もいるでしょうし、楽天のレビューを見てますと「新刻印がいい」という人も多いです。

皆さんはどうお感じでしょうか。ひさびさにアンケート取ってみましょう。ぽちってしてみてください。

 ※結果だけ見るならここをクリック

【追記】記事アップ時に設置したアンケートのパーツは、スマホでうまく投票できなかったので差し替えました。すぐさま投票してくださった1名の方、すみません。なんかいいのないか次までに探してちゃんとテストしておきます。

【さらに追記】アンケート結果見るには、結果のURLに直接アクセスしないと見れない仕組みです。最初からリンクしておくべきでした。ごめんなさい。アンケート結果だけを見るならここをクリック。

アンケートに協力していただいてありがとうございます。

続いて主なモデルの仕様の変更点を見ていきます。

スニークオンラインショップの掲載写真を加工して引用させてもらいました。無許可です。後ろめたいです。でも引用してビジュアルで見たほうが、見てくれている人には絶対わかりやすいと思うので許してください。

チペワのブーツのモデルの写真使い放題、加工し放題させてもらうかわりにここでタダでお店の宣伝をバンバンします。どこかそういう提携してくれるお店ないですかね？

エンジニアブーツ

アウトソールがチペワ別注インディアンありの「チペワニトリルイエロープラグ」から「ビブラム#700のウィズコルク」に。軽くなりましたね。

6インチプレーンブーツ

シューレースが蝋引き平紐に。印象がずいぶんと変わります。

アウトソールがチペワ別注インディアンありの「チペワニトリルイエロープラグ」から「ビブラム#700のウィズコルク」に。要は元に戻ったというだけですが。

6インチプレーン・モックブーツ（ビブラムのクリスティソール搭載）

シューレースが蝋引き平紐に。

インソールがカップインソールから革＋たぶん下にスポンジの平坦なクッション性のあるインソールに変更。ひっぺがせず下がどうなっているかはわからないため、あくまで私の予想です。

旧モデルに標準装備されていたカップインソールのような踵の包み込み感は減ったと思われます。逆に履き込んだ際の沈みがどうなって、履き心地がどのように変化→安定していくかに興味があります。

モックエンジニアブーツ

インソールがカップインソールから同じく革+スポンジに変更。インソールがわかる写真がないので転載なし。

レーストゥトウ

インソールがカップインソールから革+スポンジに変更。

「ブリッジマン」という呼称が新たにつきました。目ぼしいの呼び名を他ブランドに取られていたからでしょうか。「ブリッジマン」＝「架橋工事の作業員」って随分狭いところを突いたもんです。〈過去記事参照〉：「ところでなんで「モンキーブーツ」と言うのか」

売れ筋はだいたいこんなところの変更です。あとカラーの名称が変わって「コッパー」が出現したり、「クレイジーホース」といったニューカラーが加わっています。

あとこのモデルチェンジを機に外箱が変わったと思いますが未確認です。変わった（？）というソースは、Facebookのチペワ公式に上がっていた写真からです。

変更点が間違っていたり、他にも大きな変更点ありましたらご指摘願います。ざっと見て列挙しています。新モデルの実物が市場に多く出始め、またじっくり見る機会が増えましたら、追記するか記事起こしをする予定です。

その裏で旧モデルが安値傾向？

多少の願望込みです。

新モデルと旧モデルの見た目はほとんど変わりませんが、価格差をつけて旧モデルが安値傾向にあります。今後、価格差をつけて旧モデルを売り尽くそうという流れが強くなってくるかもしれません。

例えば、楽天の「PREMIUM ONE」。6インチモックトゥブーツ#91109（ブラック）が15,500円。これは明らかな処分特価で、今までの価格で見ても底値です。さほど人気のないモデルという理由もあるでしょうが、このへんの投げ売りっぽいのは今後も注意深く見ていく必要がありそうです。

まあいろいろと思うところはあるけれど

チペワファンとしては新しいモデルを受け入れていくしかありません。

旧刻印のインディアンに思い入れがあったり、新モデルの仕様（特にアウトソールとインソールの変更）が気に入らないなどの場合は、今の旧モデルがまだ市場にあるうちに手を打ったほうがいいでしょう。現状、チペワ自体の取扱量が全体的に減っており、その中でも旧モデルが枯渇する一方というのは想像にたやすいです。

その一方、このタイミングでチペワのブーツを並行輸入という形で新たに取り扱い始めたお店も見受けられ、ユーザーの選択肢が増えるのはおおいに歓迎したいところです。

並行輸入の価格も一時期の激しい円安ではなくなったため、だいたい横並びで落ち着いてきています。並行輸入品を扱うお店と、定価のABCマートという二極化でユーザーの選択肢は固定されそうです。

各店の入荷の動きや値動きは注視しつつ、また何か判明したら順次、記事にしてアップしたいと思っています。皆さんもお気づきの点などありましたらぜひぜひコメント欄、ツイッターから情報いただけますと助かります。

しかし、ABCマートは公式オンラインショップへ新モデルをいつになったら上げるんだろうね。あとアマゾンとジャバリのもはや不良在庫化している旧モデルのチペワはどうなるんだろうね。