ネットでモノ買うのがこわい

なんつうか・・・衝撃的な手法

ちょっと前に2chのチペワじゃないブーツブランドのスレに書いてあったのを読んで、「Oh～っ！」って外国人ばりなリアクションしてしまいました。

その人は「楽天の最安値店舗とアマゾンで同じブーツ同じサイズを注文する ⇒ 状態が悪い方を返品ウェルカムなアマゾンに返品する」・・・という。(ﾟ△ﾟ；)え？そんなことするやついんのかいな！

アマゾンの返品時の検品体制を知らないのでどうなるか知りません。まさかどこに書いてあるか商品ごとにまちまちな製造番号管理して、発送した商品と返送されてきた商品の対比なんてコストかかりすぎなことやるわけないでしょう。

アマゾンの1日の返品受付数はけっこうな量になるのは想像にたやすく、返品センターはバイトが右から左にひたすらさばくだけと考えると、この方法、バレないっちゃーバレないかもしれません。

しかし、そのアマゾンに返品した商品を次に買う人が日本のどこかにまたいるわけで・・・。たらい回された商品は、この間記事にしたアマゾンのアウトレット行きになるのかもしれませんが。

これ平気でやるやつって、良心の呵責はないのだろうか？

これに「目が覚める」って表現が正しくないのはわかっていますが、私には頭がつーんとやられたくらいの衝撃的な話でした。別にこのしょーもない手法を広げようとかいう意図は微塵もないです。むしろ怒りさえ覚えます。

しかしながら、いろいろと考えさせられる話ではあります。性善説が通用しないネット商売って何なんだ？バカ見るのは何も知らぬユーザーばかり・・・。それとも何も知らないことが幸せなんでしょうか？

ネット購入で油断してたら食らった話

納期延長なんて考えてもなかった

そんな裏で、靴じゃないけど、あまりよく店のバックボーン調べずに注文した結果、納期でちょっと揉めました。たいしたことないといえばたいしたことない話なんですが、ここんところこういうのなかったな、と。大手や人気店ばっかりで買い物してたから。

最近気付いたきちんとしたネットショップの法則「パッキングされた箱のテープの端が折り返してあり、開けやすい」　こういう心遣い、重要ですなあ。

話戻します。1月中旬にインテリアのコートフックを楽天経由で注文しました。モノ自体は海外ブランドで品質上の心配はなく、安値重視で購入店を決定。正直、店のレビューとかまったく見ていない。

注文時点で取り寄せ商品扱い。「入荷に1週間かかる。入荷次第発送。」と言われたので、まあ急ぐもんでもなし、よかろう、と元来せっかちな性格ではありますが気長に待つことに。

しかしながら1週間経過、出荷連絡なく。そのまま忙しさにかまけて放置。2週間になろうかというところで店からメール。

「さらに2週間待っていただけませんでしょうか？」

いやいや、1週間ゆうてたがな。2週間待ってさらに2週間て手元に来るの1ヶ月以上かかってるじゃん。さすがに待てない。

「キャンセルしてくださーい」メールしました。あれ？この注文って楽天のポイントアップに絡んでくるんじゃなかったっけ？あーもういいや、めんどくさい。

そしたらお店から即座に「3日後に入荷確認が取れましたので発送できます。キャンセルをキャンセルしてくれませんか？」と連絡があり。

「え？追加2週間て言ってたからキャンセル依頼なのに・・・」　たぶん慌ててメーカーか卸しに確認したんでしょう。最初から気合い入れて確認してよ。

「キャンセルをキャンセル」って言葉遊びにイラつきながらも、運営会社はブラックっぽくないですし、あと3日で商品が手に入るなら「安いし、まあ仕方ない」とキャンセルをキャンセル。この「安いし」がくせもの。安きゃ許せちゃうのか、と。

結局、当初のお届け予定1週間＋遅れ12日で手元に届きました。

ネットでのチペワ購入でも起こりうるリスク

当ブログではネットでチペワを買うという方法も選択肢のひとつとして提示していますが、ネットはネットでやはり実店舗にはないリスクが確実にあるわけで。

商品状態や個体差などについてはいつも言っている通り。あと今回私がハマった取り寄せや在庫ゼロの場合の納期と納期延長のリスクもきちんと考慮しないといけないということを改めて感じました。

ブーツなんて季節商品の入荷にそんなに時間かかったら、旬を逃しちゃうよ！といったリスクがあるわけで。

納期遅れや客に連絡しない店舗はだいたい常習犯なので、過去の購入者レビューからお店の販売体制や商売の姿勢のチェックが購入前に必須である、と痛感です。

楽天やヤフーといった大手ショッピングモールでも確実に粗悪な店は存在します。

• ショップの運営元などちゃんとしてるか
• 「納期」は守られる店か
• 「納期延長」を言い渡されても待てる時間的余裕のある商品か
• 店から一方的に注文取消された場合に、他店での代替の選択肢はあるか
• 「注文後はいかなる理由も一切のキャンセルを受け付けない」といった不利益な特記事項がないか

などなど多方面な視点からのチェックが必要です。意外と「ここなんかうさんくさいな」という直感が正しかったりしますので、自分の直感を信じたほうが良い。これマジメな話です。

あとは今回ハマった主原因。

商品の一定の品質は確保できているので安さのみを重視した結果、「安値に目がいきすぎて他のチェックをすべて怠った」という私の怠慢というかアホっぷり。

目先の安値に飛びついて貴重な時間をドブに捨て結果高くついた、という泣きを見ないよう、気をつけねばなりません。「安いにはなんか理由がある」と思うのが正解。

ネット通販初心者の時は「クレジットカード番号を入力するなんて！」とびびってましたが、そんなことも遠い昔。ネットでのモノの購入に慣れ過ぎてリスクに対する危機感が鈍ってきているのかもしれません。

皆さんもネットでのモノ購入の際に「この店はほんとに大丈夫か？」と購入ボタンぽちっとする前に一瞬立ち止まって考えるのをお忘れなきように・・・私も気をつけます。はい。