チペワ×L.L.Bean別注　カタディン･アイアン･ワークス･エンジニア･ブーツを見てみよう

今回はチペワとL.L.ビーンのダブルネームのワークブーツについて。

カタディン･アイアン･ワークス･エンジニア･ブーツ（Katahdin Iron Works Engineer Boots）

L.L.Bean公式の商品ページはこちら。

当社の創設者、レオン･レオンウッド･ビーンが開発したブーツをカムバックさせました。現場などで働くエンジニアの方々に、一日中快適なはき心地を提供するようにつくられています。テキサス州のChippewa社がグッドイヤー^(TM)ウェルト工法を採用してつくった、耐久性に優れたつくり。アッパーはオイル加工済みのレザー、アウトソールにはコルクとビブラム^(TM)ゴム素材を採用。米国製。中程度の厚さのソックスにおはきください

画像と文章は上記、L.L.Bean公式の商品ページから拝借。

オイルドヌバックレザーでソールはビブラム社のウィズコルクソール。
このコルク入りソール。削れやすいようにも思えます。クッション性は普通のビブラム＃700に比べたら高いかもしれません。

価格は、23,000円26,000円に値上げ！。6インチのプレーンブーツが定価36,540円ですから、チペワがこの価格で買えるとなると検討する価値あります。まあそれでも価格優位性はあるけど。

このモデル、エンジニアブーツと言っていますがスチールトゥでは「ない」です。トゥがちょっとぽてっとしたような印象を受けます。それから現行の6インチプレーンブーツとの大きな差は「インソール入り」ということでしょうか。

やっぱり試着しないとわからないですよね。1年前(2011年の春）に、私は東京のL.L.Bean吉祥寺店にてこのブーツを試着させてもらったことがあります。しかしごめんなさい、本気で買うつもりがなかったので「重たい！いらない！」という単純な印象しか正直残っておりません。

店頭ではウィズはDのみの取り扱いで、店員さんが「ウィズEEはネットで買えますよ」と品番買いて手渡してくれた丁寧な接客が好印象です。

チペワの箱に入ってます。育てがいのありそうなオイルドヌバックレザー。カタログラインナップだと「ベイアパッチ」に近いと思います。もっと乾いた感じでした。オイル入れれば落ち着くはず。

で、ここで記事にしようと思ったので改めて商品見てみるべし、ともう一度店舗に行ってみました。2012年の春のL.L.Bean吉祥寺店。

しかし・・・・・「あれっ？チペワないぞ？」　店頭にモノがないんです。店員さんに聞いてみました。

私 　　「ブーツって出ているだけでしょうか？チペワのブーツを見てみたいのですが」

店員　「ごめんなさい、あのブーツは店頭では取り扱っていないんですよ」

私 　　「L.L.Beanの他店でも試着できないのでしょうか」

店員　「恐らく・・・できないと思います」

ホントに？！疑り深くてすみません。L.L.Bean公式オンラインショップのサポートに問い合わせてみました。

こちらの商品は、ストアではお取扱いの無い商品でございます。通信販売で靴をご注文いただくのはご不安なことと存じますが、弊社では100％満足保証により、実際に外でお履きになった靴でもご返品を承っております。是非お気軽にお試し頂けましたら幸いと存じます

店員さん、疑ってごめん。

結論：このブーツ、L.L.Bean店舗で試着不可。

1年前までできたのに。

しかしまあ、びっくりしたのが、

『実際に外でお履きになった靴でもご返品を承っております。』

の一文。Σ(*ﾟдﾟ)ﾏｼﾞﾃﾞｽｶ??

どんだけ手厚いんだ、L.L.Bean。返品可をうたう靴販売サイトでも、許容しているのは室内の試し履きのみ。客を疑いもせず、返品ガシガシ受け付けるアメリカ的発想ですね。

試着しないで買って、一発買い取りだとしたらかなりチャレンジャーですが、この返品保証があるなら安心です。臆せず試着で試してから購入、ってのが賢いです。その方法をサポートに勧められているわけですし。長い付き合いになりますもんね、納得して購入したいものです。

別にL.L.Beanの回し者ではありませんが、サポートの問い合わせ対応もすごい丁寧だし、個人的には好感度高いです、L.L.Bean。L.L.Beanのトートバックは10年選手でもまだ現役ですし、好きなブランドのひとつではあります。洋服のもっさりサイズ感はどうにかならんかな、思うので洋服の類は食わず嫌いですけど。

L.L.Beanのカタディン･アイアン･ワークス･エンジニア･ブーツ。　ちょっと変化球で検討の価値ありですね。